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 動意株の背景

週 間  /22/26

 

■ 過去のなぜ

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 今週のマーケット・トレンド  1721

  1. 米株低調も、週央から反発

  2. ゴム株が週末に急伸
  3. 自動車、電機株は底堅い展開も上値重い
  4. 往って来い銘柄目立つ
  5. 海運株が続落

   上昇銘柄   

2146UT 6/23 いちよしが割安判断で3日連続S高
いちよし経済研究所が22日付で同社株の投資判断を新規に「1−A(20%超割安)−HR」に設定し、フェアバリューを4万5600円としたことが好感された。同経研では、半導体・液晶の生産回復を背景に、製造請負・派遣、製造装置の移設サービスの回復が見込まれると指摘。また、6月19日に実施した新株予約権付社債の買入消却により、財務体質が大きく改善する点も評価。資金繰りリスクは低減し、自己資本比率も10年3月期末に30.2%(前期末3.6%)に高まると予想。財務体質の改善により、今後は半導体・液晶、太陽電池など新エネルギー関連を軸とした積極的な事業展開が見込まれるとしている。(JQ・1株/P842)

2323fonfun 6/24 ドコモ携帯に採用でS高
23日、同社がパソコンのメールを外出中に携帯電話で読んだり、送ったりできるサービス「リモートメール」が24日発売のNTTドコモ(9437)の携帯電話に搭載されると発表したことを受け、収益拡大を期待する買いが向かった。搭載するのはシャープ(6753)製の09年夏モデル「PROシリーズ TM SHー07A」で、初回起動から60日間はお試し期間として無料でご利用できる。(HC・100株/P844)

2501サッポロHD 6/22 Cスイスの格上げを好感しS高
クレディ・スイス証券が19日付で同社株の投資判断を「アンダーパフォーム(弱気)→アウトパフォーム(強気)」へと一気に2段階引き上げ、目標株価を350円→590円に増額したことが好感された。リポートでは、ビール業界内の競争激化に伴い、同社のビール事業の先行きを不安視する見方が強まり、株価は1月以降TOPIXを29%下回ってきたが、こうした悪材料はすでに織り込まれたと指摘。また、 同社は不動産事業の利益構成比が高く、不動産株と連動することがあるため、同期間にTOPIX不動産株指数がTOPIXを5%上回ってきたことを勘案し、同社の不動産株としての側面に注目したいとしている。なお同時に、景気悪化による影響は予想ほどでないとして、ビール業界の投資判断を「弱気→マーケットウエート(中立)」に引き上げた。年初来高値を更新。(P153)

4045東合成 6/25 Cスイス証が目標株価上げで続急伸
クレディ・スイス証券が25日付で同社株の投資判断「アウトパフォーム(強気)」を継続し、目標株価を320円→390円に引き上げたことが好感された。リポートでは、中東での能力増強が予想されるエチレン系誘導品を手掛けていないうえ、中期的にも需給堅調なアクリル酸誘導品を主力事業としていることから、化学セクター内での優位性があると評価。また、アクリル酸エステルの需要回復などに伴い、今期業績は会社計画を上回ると指摘している。(P232)

5002昭和シェル 6/24 サウジ国営と太陽光発電で急反発
24日付の一部報道が「同社はサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと共同で、太陽光発電事業に参入する」と報じたことが買い材料。生産コストが安い同社の金属化合物型太陽電池を使い、まず2010年にサウジで小規模分散型の発電所を建設。家庭や公共施設に電力を販売する。さらに12年をメドに合弁会社を設立。中東のほか東南アジアやアフリカなどの新興国でも事業を展開するほか、サウジでの太陽電池の新工場建設も視野に入れるという。同社は太陽電池事業を新収益源に育成する方針で、現在8万キロワットの生産能力を11年をメドに100万キロワットに拡大する計画。アラムコの資金力や販売網を活用することで太陽電池の拡販が期待できるうえ、新エネルギー事業の拡大を一気に進められるとしている。年初来高値を更新。(100株/P316)

5108ブリヂストン 6/26 上期赤字縮小見通しで急反発
25日、09年1−6月期(第2四半期累計)の連結経常損益を従来予想の580億円の赤字→440億円の赤字(前年同期は686億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなったことが好感された。人件費など販管費が予想以上に圧縮が進んだうえ、合成ゴムなど原材料の価格も想定より下落したことが寄与した。減価償却費も計画を下回った。同時に、未公表だった09年12月通期業績見通しも発表し、経常利益は前期比67.8%減の240億円を見込むとした。(100株/P321)

5214日電硝 6/26 第1四半期業績を上方修正で続急伸
25日、10年3月期第1四半期(4−6月)の連結営業損益を従来予想の損益トントン〜50億円の黒字→100億円の黒字(前年同期は342億円)に上方修正したことが好感された。世界同時不況で低迷していた液晶用基板ガラスが、中国の景気対策などを背景に、韓国・台湾のパネルメーカー向けに需要が回復し、売上高が計画を上回ったことが寄与。また、自動車メーカーの減産が緩和され、樹脂強化用のガラス繊維も伸びた。なお、同社では第2四半期(7−9月期)は前年同期比55〜75%の営業減益になる見通しと発表した。これを受け、JPモルガン証券が投資判断「オーバーウエイト(強気)」を継続し、目標株価を1150円→1250円に引き上げるなど、アナリストの高評価が相次いだことも買いに拍車を掛けた。(P329)

5801古河電 6/22 環境車向け半導体共同開発で急反発
22日付の一部報道が「富士電HD(6504)とハイブリッド車などの性能を引き上げる新型の電力制御用半導体(パワー半導体)を共同開発する」と報じたことが買い手掛かり。新素材の窒化ガリウム(GaN)を使って現在主流であるシリコン素材の製品よりも電力損失を10分の1に抑えた製品の実用化を目指す。実現すれば、同じ容量の電池で走行距離が1割程度延びるという。在来型をハイブリッド車向けに販売している富士電HDは、GaN素材の量産技術を持つ同社と組み、電力ロスが少なく耐圧性能の高いパワー半導体の実用化を急ぐ。11年度末までに量産のメドをつけるとしている。(P360)

6310井関農 6/22 三菱重とディーゼル提携で急反発
19日、ディーゼルエンジン事業で三菱重(7011)と提携すると発表したことが買い材料。対象は、建設機械やフォークリフト、農機に搭載する主力の中小型機種。2012年から日米欧で順次施行される新排ガス規制に対応した新型エンジンなどの開発で協力する。基本設計・開発は三菱重が主導する一方、小型機種は同社子会社、中型機種は三菱重が生産し、相互供給する。ライバルのヤンマー、クボタ(6326)に比べ規模の小さな同社にとって研究開発費は重荷となっていたが、大型エンジンは他社から調達しており、今回の提携で農機本体の開発・販売などに一段と特化し競争力を高める。今後、協力内容について詳細を詰め、9月末メドに正式合意を目指す方針。連日で年初来高値を更新。(P399)

6492岡野バ 6/25 業績上方修正で急伸
24日、08年12月−09年5月期(第2四半期累計)の連結経常利益を従来予想の6.9億円→9.6億円(前年同期は10.2億円)に上方修正したことが好感された。バルブ受注の好調と短納期部品などの受注を背景に工場稼動率と生産性が向上し、製造原価が低下したことが寄与。また、メンテナンス事業で大型の定期検査工事案件や電動弁の経年劣化診断といった付加価値の高い工事などにより、工事原価も好転した。なお、09年11月通期の経常利益も従来予想の17.2億円→17.7億円(前期は15.9億円)と小幅ながら上方修正した。年初来高値を更新。(東2/P826)

6728アルバック 6/23 薄膜型太陽電池製造装置で続急騰
23日付の一部報道が「同社は太陽光を電気に変える変換効率で世界最高性能の薄膜型太陽電池を量産できる一貫製造システムを開発した」と報じたことが好感された。ガラス基板上に2層の薄膜シリコンを重ね合わせた高効率のタンデム型太陽電池を一貫製造するシステムを世界で初めて開発。量産する電池は変換効率9%、発電最大出力130ワットを保証。太陽電池で主力のシリコン結晶型の発電効率の十数%には及ばないが、原材料のシリコンの使用量は結晶型の約半分、ワット当たり単価も約半分とコスト面では優位に立つという。7月から販売を開始。中国や台湾、韓国、インドを中心に太陽電池メーカーに売り込み、10年6月期に09年6月期実績に比べ約3倍の受注1000億円を目指すとしている。年初来高値を更新。(100株/P452)

6798SMK 6/24 メリルが注目で急反騰
メリルリンチ日本証券が23日付リポートで「同社はタッチパネル生産がフル稼働で推移しているもよう」と報告したことが買い手掛かり。リポートでは、09年3月期から投入した国内携帯電話メーカー向けが数量拡大しているうえ、他の国内携帯電話メーカー向けにも新規に採用が期待できると指摘。11年3月期に一部の海外メーカーへの供給を開始することも会社側は言及したが、同社の携帯電話向けタッチパネルの生産能力は月産60万台で、海外携帯電話メーカーが求める月産数百万台レベルの受注に対応するためにはさらなる設備増強が必要と同証券ではみている。(P468)

6839船井電 6/25 野村証が「1」に格上げで連騰
野村証券が25日付で同社株の投資判断を「2→1」に、目標株価を3480円→4210円にそれぞれ引き上げたことが好感された。リポートでは、優れたオペレーション能力で厳しい経営環境下でも着実に実績を積み上げる点を再評価すべきと判断。厳しい損益管理により、経営環境が悪化しても赤字にならない体質が定着しつつあるうえ、オペレーション改革効果が出てきていると評価。課題の欧州で素早く構造改革を実施、年間でも黒字化達成の公算が大きいと指摘。同証券では、液晶テレビとDVDの採算が予想以上に改善するとして、10年3月期の連結営業利益をゼロ→75億円(会社計画は60億円)、11年3月期を20億円→96億円に上方修正した。(大1・100株/P474)

7269スズキ 6/26 「VWが同社に出資検討」で連騰
25日付のドイツ経済誌マネジャー・マガツィーン(電子版)が「欧州自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が同社に約10%出資する方向で検討している」と報じたことが買い手掛かり。VWは同社との提携により小型車部門を強化したいほか、同社が成長市場であるインドに強みを持っていることにも興味を示しているもよう。一方の同社もVWのディーゼル技術を利用できるメリットがあると伝えている。また「VWが同社と超小型車の分野で提携を検討していることも25日、明らかになった」と一部で報じられた。(100株/P524)

8202ラオックス 6/24 蘇寧電器の傘下入り発表で一時S高
一部報道が24日付で「同社は23日までに、中国の家電量販店最大手、蘇寧電器集団の傘下に入ることで基本合意した。24日に正式決定し、発表する」と報じたことが好感された。合計約15億円の第三者割当増資を蘇寧電器と同社のフランチャイズ店を運営する日本企業を割当先に実施。調達資金で家電や雑貨の品揃えを拡充するという。同社は前期まで8期連続で最終赤字となっており、財務基盤を強化するために、外資や国内企業との出資受け入れ交渉を続けていた。蘇寧電器は発行済み株式の30%程度を持つ筆頭株主になるとしている。同様の内容記事は18日にも報じられていたが、改めて買い材料視されたようだ。年初来高値を更新。(東2/P833)

9984ソフトバンク 6/24 株主配分強化などで急反発
24日、株主総会で孫社長が「有利子負債が半減する2011年度に増配し、負債ゼロとなる14年度にさらに増配する」と発言。有利子負債の削減に伴う株主配分の強化策が好感された。また、米アップルが米国など8ヵ国で19日に発売した新型携帯電話「iPhone 3GS」の販売台数が3日間で100万台に到達したことも支援材料。「3GS」は日本では傘下のソフトバンクモバイルが26日に発売するため、好調な売れ行きが期待された。さらに、クレディ・スイス証券が23日付で投資判断「アウトパフォーム(強気)」、目標株価2900円を継続したことも買いに拍車を掛けた。リポートでは、中国・アリババグループホールディングスに約30%出資しているが、その潜在的な価値が株価には織り込まれていないと指摘している。(100株/P790)

   下降銘柄   

3391ツルハHD 6/23 前期増益も期待外れで急反落
22日に決算を発表。09年5月期の連結経常利益は前々期比2.4%増の113億円と過去最高益を更新したが、続く10年5月期は前期比4.8%増の118億円と伸びる見通しを示したが、市場のコンセンサス予想を下回ったことが売り材料視された。株価はここ1ヵ月余りで約30%上昇しており、成長期待が後退し、利益確定を急ぐ売りが優勢となった。前期は好採算の独自ブランド商品の販売が好調だったほか、値引きを抑えた化粧品の販売も利益を押し上げた。10年5月期も最高益更新を見込むが、市場の失望感を埋めるインパクトには欠けたようだ。(100株/P201)

6474不二越 6/23 「中間営業赤字に転落」で大幅反落
23日付の一部報道が「同社の08年12月−09年5月期の連結営業損益は、15億円程度の赤字(前年同期は95億円の黒字)だったもようだ。従来予想の7億円の黒字から一転、赤字に転落した」と報じたことが嫌気された。主力で稼ぎ頭の軸受けが、トヨタ(7203)やホンダ(7267)などの減産の影響を受け、計画では2割を見込んでいた減収幅が3割程度にまで拡大。また、企業の設備投資抑制が響き、工作機械やロボットの販売も低迷したという。足元の業績悪化から09年11月通期の業績予想を下方修正する可能性が高いとしており、未定としている年間配当も前期の8円を下回る公算が大きいとしている。(P428)