株式投資データボックス

特集 - 今話題のニュース、話題・注目が集まっている銘柄などについて、いろいろな角度から掘り下げて投資判断材料として配信しています。

アメリカFRB、0.25%利上げを決定

アメリカの連邦準備制度理事会(FRB、日本でいうところの日本銀行の金融政策決定会合)が14日に、1年ぶりの利上げを決めました。
利上げ幅は0.25%です。

米FRB、1年ぶり利上げ0.25% 全会一致:日本経済新聞

米連邦準備理事会(FRB)は14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、1年ぶりの利上げを全会一致で決めた。利上げ幅は0.25%。同時に公表した政策金利見通しでは、2017年中に3回の利上げを中心シナリオとし、引き締めペースの加速を見込んだ。FRBは08年の金融危機後に続いた超低金利からの脱却を目指しており、世界のマネーを再び揺り動かしそうだ。~後略~

利上げによって日本の株価はどうなってしまうのでしょうか?

そもそも利上げとは?

利上げとは、中央銀行が政策金利を引き上げることを指します。

では、政策金利とは?

今回のアメリカで考えてみましょう。

アメリカの民間銀行が連邦準備銀行(日本でいうところの日本銀行)に預託している無利子の準備金があります。これは市中銀行が連邦準備銀行に預託を義務付けられているからです。
この準備金のことを、フェデラル・ファンドといいます。
このフェデラル・ファンドを民間銀行同士で貸し借りする際に利用する利率のことをフェデラル・ファンド金利(FFレート)といいます。

アメリカではフェデラル・ファンド金利を政策金利として採用してます。

今回、年0.25~0.50%だったフェデラル・ファンド金利の誘導目標を年0.50~0.75%に引き上げました。

したがって、「米FRB利上げ0.25%」という報道なんですね。

日本への影響

ドル円相場がトランプ次期大統領の財政拡大政策への期待からドル高で推移していて、日経平均も1万9,000円を超えています。
しかし、昨年2015年12月、9年半ぶりに利上げを行った直後の1月には、世界同時株安を起こしてしまい、FRBは追加利上げを見送る形になりました。

ドル円相場でもわかるようにドルに資金が回帰して、アメリカ国内での投資が活発になっています。
また、新興国へ流れていたドルも回帰が進めば、ドル高新興国通貨安も加速してしまい、通貨危機などが起きてしまう可能性もあります。

ドル円相場も今後、短期的には円安に向かい、新興国やトランプ時期政権が本当に財政拡大政策を打てるか、などの不透明な材料がどの程度影響が出てくるかが関わってくると思います。
円安が続けば日経平均も上昇します。

今回の報道があり、現在はブレグジットの時のようなショック的な動きは出ていませんが、今後の動向にも注目です。

-ニュース
-,